今年は梅雨の期間が短い地域も多く、あっという間に夏が始まった感じがしますね。この時期、毎年耳にする言葉といえば「熱中症」。熱中症は予防が最も重要な病気です。予防方法は、暑さを避けること、暑さに負けない体づくりなど様々ありますが、今回は“水分補給”に注目してご紹介させていただきます。
■熱中症とは?
熱中症とは、高温多湿な環境で体温調節機能がうまく働かなくなり、体の中に熱がこもってしまう状態です。屋外だけでなく、室内でも起こることがあり、重症化すると命に関わることもあるため注意が必要です。なお、特に注意したいのは以下の方々です。
【特に注意したい方】
◎子ども :体温調節機能が未発達で、汗のコントロールが苦手
◎高齢者 :暑さや水分不足を感じにくく、体温調節機能も低下してる
◎障がい者:水分補給や暑さへの対処が難しい場合がある
■体内の水分量について
私達の体は多くの水分でできており、体内の水分バランスを保つことがとても大切です。しかし、夏は汗や呼吸から水分の「出る量」が増えるため、知らないうちに脱水が起こりやすくなります。

体内の水分が1%減少しただけで「喉の渇き」を感じ、5%減ると熱中症などの症状が出始めます。特に高齢者は体内の水分量が少なく、喉の渇きも感じにくいため、脱水リスクが高く注意が必要です。実際に今年、熱中症で搬送されたうちの6割を高齢者が占めています。
■夏の水分補給について
夏場は発汗によって水分とともに塩分やミネラルも失われやすいため、飲み水では1日あたり約1.2Lを目安に水分を摂るように心掛けましょう。
【水分補給に適する飲み物】
◎通常時:水・麦茶
◎汗をかいた時・熱中症対策:スポーツドリンク
⇒汗の成分には、ナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウムなどのミネラルが含まれているため、熱中症の予防には、水分とともにミネラルの摂取が欠かせません。激しい運動をした時や熱中症を起こした時に、水だけを多量に飲み続け体の中の塩分(ナトリウム)が薄くなりすぎると、低ナトリウム血症という危険な状態になることもあるので、塩分などミネラルも補給するようにしましょう。スポーツドリンクが無い場合などは、食事で味噌汁や梅干し、塩昆布などの塩分を含む食材を活用することで、自然に塩分とミネラルを補えます。
【水分補給に適さない飲み物】
①アルコール飲料
②カフェインを含む飲料(コーヒー・緑茶・紅茶など)
③糖分を多く含む飲料(ジュース・炭酸飲料など)
⇒アルコール・カフェインには利尿作用があり、摂取した水分以上に尿として排出されてしまいます。また、糖分を多く含む飲料は、体内の水分を糖分の分解に消費してしまうため、水分補給には適していません。これらの飲み物は、飲みすぎると反対に脱水症状が起きる恐れがあります。
【水分補給の適切なタイミング】
熱中症対策としては、喉の渇きを感じる前に、こまめに水分を摂ることが大切です。特に、起床時、就寝前、運動前後、入浴前後など、水分が失われやすいタイミングで意識的に摂ると水分不足を防ぐことができます。睡眠中や入浴中なども私たちはたくさんの汗をかいていますが、汗をかいていることに気づきにくい状況です。水分を摂る習慣をつけて、脱水症状を防ぐようにしましょう。
■熱中症予防で経口補水液を飲んではダメ?!
経口補水液は、脱水時に体内から失われた水と電解質を素早く吸収できる脱水症のための病者用飲料です。そのため、脱水状態でない人が普段の水分補給として飲むものではありません。経口補水液は、脱水時に体内から失われた水と電解質を効率よく吸収できるよう、各成分の配合割合が決められており、スポーツドリンクよりもナトリウムやカリウムが約3~4倍多く含まれています。あくまでも脱水時に食事療法として摂取する飲料なので、医師や管理栄養士等と相談し、指導に沿って使用しましょう。
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ハッピーレディーつぶやき☺
こんにちは!梅雨が明けた地域も多く、暑い日々が続いておりますね…
暑さといえば、最近は持ち運べる扇風機や首元を冷やすネックリングなど、暑さ対策ができるグッズも色々ありますね!この前友人と会った時に、ベビーカーの座席自体に風を送るグッズを見て驚きでした!便利な文明の力にもうまく頼りつつ、なるべく快適に夏を乗り切っていきたいですね!

