触れることの効用 タッチケアについて

2025/09/19

一般

 “触れること”は、心と体の両方に良い影響を与えると言われており、その効果は研究でも示されています。また、特別な道具がなくても取り入れられるため、認知症ケアや障がいのある方の支援の場でも広がりつつあります。今回は、「タッチケア」についてご紹介いたします。


■「タッチケア」とは?

■タッチケアの効果

 肌に直接触れるタッチケアを行うと、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンやオキシトシンが分泌されます。セロトニンは気分の安定や睡眠の改善に、オキシトシンは信頼関係の形成やストレス緩和に関与しています。そのため、タッチケアを受けることで心が落ち着き、安心感や癒しを得られるとされています。

【実際の効果例】
◎体への解消
・副交感神経が優位になり、血圧や心拍が安定。
・筋肉の緊張が和らぎ、体がほぐれる。
・慢性疼痛や不眠の軽減も報告されている。

◎心への効果
・不安、抑うつ感の緩和。
・孤独感や疎外感の減少。
・オキシトシンが分泌され、安心感や信頼感を増幅。
・認知症高齢者においては、俳諧や不穏行動が減少したという報告もされている。

◎職員への効果
・ケアを行う側にもリラックス効果があり、バーンアウト(燃え尽き症候群)防止に寄与する。
・利用者と信頼関係がより深まり、コミュニケーションがスムーズになる。



■実践の方法
タッチケアには、ハンドタッチケアや背部タッチケアがありますが、今回は背部のタッチケアをご紹介いたします。

【触れ方のコツ】
①1秒間に5㎝くらいのゆっくりした動きで、手のひらでアイロンをかけるイメージ。
②手のひら全体を使う。触れるときは手首からそっと触れ、手を放す時は手首からそっと離す。
③力加減は表面をさするよりも、やや圧をかけて触れる。
④手の温度は人肌ぐらいの温かさがベスト。手をこすり合わせたりして温める。

【背部のタッチケア】
利用者様には椅子に座っていただき、服の上から行う。
指は閉じた状態で両手を使用し、以下の①~④を各5回ずつ行い、時間は5分~10分程度で実施する。
※利用者様に許可を得て行いましょう!

①首の後ろから肩をなでる   ②背中の中心~時計回りに円を描く


③背中の中心から四角を描く  ④腰の位置~首へ向かって楕円を描く

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ハッピーレディーつぶやき

 こんにちは!最近は朝晩も涼しくなってきて、少しずつ秋めいてきましたね!
金木犀の香りが待ち遠しいです♪
 私はつい先日、今年の秋刀魚デビューをしましたが、皆様はもう召し上がりましたか? 毎年のことなのですが、私の夫は一度秋刀魚を食べると秋刀魚スイッチが入ってしまい、その後は『秋刀魚安いかな?』と毎日のように連絡がきます…
調理自体は楽なので助かりますが…できれば魚焼きグリルは彼にも洗ってほしいところです(笑)今年は豊漁とのことで嬉しいですね!秋の味覚を皆様も是非お楽しみいただければと思います!

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