福祉用具の製品事故にご注意!

2025/11/28

一般

 今の時代は便利な道具にあふれ、私達の暮らしを支える福祉用具も大きく進化しています。福祉用具は日常の動作を補い、安心して生活できるよう支えてくれる頼もしい存在です。こうした便利な製品が普及したことで、高齢者・障がい者様の自立や介護負担の軽減にもつながっています。しかしその一方で、使い方や環境によっては思わぬ事故につながることもあります。製品事故は特に高齢者で発生件数が多く、重症や命に関わるケースも少なくありません。
 今回は、件数が多い電動車いす・介護ベッドの製品事例と、事故を防ぐためのポイントをご紹介いたします。


■福祉用具における事故件数の現状

■製品事故が起こりやすい動画

【電動車いす】
(1)方向転換・バック時
後方の死角で、人・壁・家具にぶつかる。特に食堂や廊下など、狭い場所で発生しやすい。
(2)乗り降りの際の転倒
ブレーキがかかっておらず車いすが動くケースや、フットレストにつまづくケースが多い。
(3)段差や傾斜での転倒・横転
小さな段差でもタイヤが引っ掛かりやすい。また、坂道でバランスを崩しやすい。
(4)スピードの出し過ぎによる衝突
下り坂や屋外で速度が上がると制御がしづらくなる。
(5)バッテリー切れや突然の停止
途中で動かなくなり無理に降りようとして転倒する。

【介護ベッド】
(1)ベッド柵とマットレスの隙間による挟み込み
手足が挟まり動けなくなる。体がずり落ちて胸部が圧迫される重大事故も発生。
(2)ベッド昇降中の転落
昇降動作中に利用者が立ち上がりバランスを崩したり、操作ミスで急にベッドが動き、驚いて転落する。
(3)乗り降りの際のつまずき・転倒
ベッドの高さが合わず足元が不安定になったり、マットレス端の沈みにより足が引っ掛かったりする。
(4)サイドレールの固定不良による落下
レールが外れ、寄りかかった際にそのまま転落。組付けが不十分なまま利用してしまうケースが多い。
(5)リモコン誤操作による事故
利用者が誤ってボタンを押し、頭側・足側が急に動く。コードをひっかけて意図せず動いてしまうこともあり。


■製品事故を防ぐポイント

【電動車いす】
(1)事前の練習と状況確認
初めて使う人や慣れていない人は、介助者と一緒に練習し、事前に走行する道路の状況を確認する。
(2)乗車前の点検を習慣化する
乗車前にバッテリー残量を確認し、取扱店などで定期的な点検を受ける。
(3)乗り降りの前に必ずブレーキ固定を確認
フットレストは必ず跳ね上げてつまずきを防ぐ。介助の時は「今から座りますね」とゆっくり誘導する。
(4)踏切や狭い道はなるべく通らない
できるだけ介助者をつけることが望ましいです。やむを得ず通る場合は、端に寄り過ぎずタイヤの向きに注意して走行します。
(5)スピード設定は基本低速にする
屋内では特に速度の出し過ぎに注意する。

【介護ベッド】
(1)隙間を確認
利用者の身体状況に応じて、ベッド柵やマットレスの隙間をクッションやカバーなどで埋める。
(2)乗り降りしやすい適切な高さに設定
利用者の膝が90度・足裏が床につく高さにし転倒を防止。
(3)サイドレールのガタつきを毎日確認
少しのゆるみが大事故につながるため、外れやすいものは交換する。
(4)環境を整える
コードが足元に垂れないようにまとめて固定する。昇降時にぶつかる物がないか確認する。
(5)リモコン誤操作を防ぐ
ボタンの上げる・下げるをテープで色分けして誤操作を防止。

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