■歯周病はさまざまな病気を引き起こす!?誤嚥性肺炎のリスクも!?
今回は、『歯周病』についてのお話です。歯周病は、肺炎、心筋梗塞や脳卒中、糖尿病などさまざまな病気に関わっている可能性があるそうです。
歯周病とは、歯と歯肉の隙間である「歯周ポケット」から微生物(歯周病菌)が侵入して歯肉に炎症を引き起こす疾患をいい、重症化すると歯を支える骨を溶かしてグラグラさせ、歯を失う主な原因となります。また、歯周病は歯と歯肉を傷めるばかりでなく、歯肉の血管から侵入した細菌などが血流に乗って全身に回り、様々な病気や症状を引き起こすことが分かっています。
高齢者が特に発症しやすい病気の代表例として、誤嚥性肺炎が挙げられます。歯周病菌は胃に入れば胃酸で殺菌できますが、飲み込む力が衰えて、食べ物や唾液の一部が食道ではなく誤って気管に入ってしまうと、肺炎を起こすリスクが高まります。
■高齢者は特に歯周病が高リスク!?効果的な歯周病対策とは!?
歯周病対策は、丁寧な歯磨きで口腔内を清潔に保つことが大切です。特に高齢者は、老化で歯肉や口の中の粘膜が弱り、唾液の分泌量も低下するので、歯垢や歯石が沈着し細菌が繁殖しやすくなるので注意が必要といわれています。
中年以降の人は、理想としては毎食後と就寝前の1日4回、5分間ずつのブラッシングが大切といわれています。また、高齢になると唾液が出にくくなるので、唾液腺のマッサージをするなど唾液の分泌を促し、細菌を洗い流すことも重要な口腔ケアとされています。
さらに3カ月に1度、かかりつけの歯科医で超音波を使った歯石除去など専門的な口腔ケアを受ければ、がんや脳卒中などの罹患リスクを下げるともいわれています。前述の誤嚥性肺炎については、要介護の高齢者が定期的に口腔ケアをすると、発症率が約4割低下するともいわれているそうです。
歯周病は毎日の歯磨きなどで予防することができ、発症しても治療すれば重症化を防げるといわれています。口の中だからといって放置せず、適切な処置をすることが健康維持につながっていきます。皆様も是非とも参考にしてみてください。
☺ハッピー母ちゃんのつぶやき☺
自宅近くの遊歩道を歩くと(最近ジョギングを始めました!)存在は地味であまり目立たないのですが、高貴な花の香りを漂わせ2月下旬を過ぎたころから『沈丁花』が静かに咲きはじめます。
沈丁花は、姿を見つけるより、花の香りで存在を表わす魅惑的な花ですよね。
そこかしこで(すでに咲いている桜もちらほらありますが)桜のつぼみも少しずつ膨らみ始めていますが、この沈丁花が咲き、三寒四温を繰り返し、桜も咲く順番を待っているようで、誰にとっても春の訪れが待ち遠しいですね。
そうはいってもまだ寒い日が続きますので今飲んでいる『生姜ココア』がとてもおススメなんです。
◆材料◆
・ピュアココア(純ココア…砂糖や乳成分が入っていないもの)小さじ1杯
・粉末生姜 小さじ½杯
・はちみつ(お好みで)
・お湯 200ml
※市販で『生姜ココア』もあります※
◆作り方◆
①ピュアココアと粉末生姜をお湯で溶かす
②甘さが欲しい時はお好みではちみつを入れる
◆飲む目安◆
・朝・夕食の食前 1日2回まで
◆効果◆
冷え性改善・便秘解消・アンチエイジング・基礎代謝up・アレルギーを抑える
砂糖入りココアは、トロっとしたイメージが強いかと思いますが、生姜入りココアは、甘さがなくてもさらっとした飲み心地と生姜のピリッとした刺激がたまらないですよ。コーヒーよりカフェインも少ないのでおススメです。