■子供だけでなく成人にも発症のリスク!?
現在もインフルエンザが流行しております。インフルエンザ患者の増加により、多くの病院が救急搬送の受け入れが難しい状況です。このような中、『インフルエンザ脳症』の報告例が増加してきているそうです。
国立感染症研究所によると、2019年に入ってからは第2週に15例、第3週には31例と急増し、第4週に44例とさらに増加したとのことです。今シーズンの累計は119例であり、年齢別に見ると10歳未満が85例、10歳代が17例と多くが10歳以下ですが、20歳代が3例、30歳代が1例、40歳代が7例、50歳代が1例、60歳代が2例、80歳代が3例と成人も少ないとはいえません。
インフルエンザ脳症とは、インフルエンザに伴い発症する意識障害を主な症状とし、ときには命に関わることもある病気のことです。そのためインフルエンザ脳症を発症した場合は、入院による集中的な治療が必要とされています。原因としては、インフルエンザにかかったあと何らかの理由によって脳全体が腫れる(脳浮腫)などの異常が起こることで発症すると考えられています。
■インフルエンザ脳症の主な症状とは!?
主な症状としては、①意識障害②けいれん③異常な言動の3つです。具体的には下記のような症状を指します。①意識障害:ぼーっとする、今日が何月何日なのかわからない、眠ってしまう。人の名前や自分のいる場所がわからない、重症の意識障害の場合、呼びかけたり刺激したりしても起きないことがあります。②けいれん:全身または体の一部がぴくぴく、ガクガクと動くことです。けいれんが15分以上続く場合や、繰り返す場合は特に注意が必要です。③異常な言動:幻覚が生じる、意味の通らない言葉を喋る、ろれつが回らない、突然恐怖や怒りを表す。
発症を予防するにはインフルエンザワクチンの接種が有効です。ワクチンにはインフルエンザによる重篤な合併症や死亡を予防することが期待されています。65歳以上の高齢者に対して行った調査では、予防接種を受けずにインフルエンザにかかった人の約45%は、受けていれば発症せずに済んだこと、また予防接種を受けずにインフルエンザにかかって死亡した人の約80%は、受けていれば死亡せずに済んだことが報告されています。 皆様も担当の患者様、ご家族がインフルエンザを発症した際には『インフルエンザ脳症』に注意してください!
■ハッピー坊やのつぶやき・・・
事務所近くに神社があるので、月に1回はお参りをしています。会社の業績・プライベート・家族の幸せ・世界平和・・・願えばキリがないですが、一応行っています笑。自分の気持ちも落ち着きますし。
ネットで調べてみると気になるサイトがあったのでご紹介します。
「神頼み」の効果を脳科学的に考察してみた
※アフィリエイト広告につながってすいません。
物は言い様ですが、やはり行動することに意味があるというのは私も同意見なので続けていこうと思いました。