高齢者の口腔ケアの重要性とは!?

2019/03/01

一般

■口腔ケアを行う目的とは?口腔ケアを怠ると誤嚥性肺炎の発症リスクも!?

体力や抵抗力が弱くなっている高齢者にとって、口の中の細菌は大きな問題となります!口腔ケアは、全身の健康や精神面にまで大きな影響を及ぼすそうです。また、歯の健康と寿命の長さについては昔から言われてきましたが、高齢者では残っている歯が多いほど健康寿命が長く、要介護期間が短くなる研究結果もあるそうです。最近では、80歳で自分の歯が20本以上ある人の割合が半数を超えたことが、厚生労働省の調査で分かりました。これらのことからも、高齢者にとって口腔ケアの重要性はとても高いことがわかります。

■口腔ケアの目的とは? 主に3つをご紹介!

『誤嚥性肺炎の予防』

誤嚥性肺炎は、食べ物が誤って気道に入ってしまったり、唾液を飲み込む際に口内の細菌が誤って肺に入ってしまったりして起こるものです。また、高齢者は睡眠中などの知らない間に唾液を誤嚥していることもあります。その際に、口の中の細菌が軌道の中に入り込んでしまうことで誤嚥性肺炎を起こすことがあります。

『唾液の分泌を促すこと』

人ののどや鼻の中は粘液で適度に湿っていて、ウイルスなどが体内に侵入することを防ぐ役割をしています。年齢とともに減ってしまった唾液の分泌を促すことで、口の中を清潔に保って口腔感 染症の予防をして、また消化を助けることができます。補足ですが、潰瘍治療薬や降圧剤、抗うつ剤、パーキンソン病治療剤、抗ヒスタミン剤、鎮静剤、睡眠薬、利尿剤などには、唾液の分泌をおさえる作用があるので注意が必要です。

『口腔機能低下の予防と改善』

高齢者は老化や障害によって、口腔機能が低下しやすい傾向にございます。口腔機能が低下してしっかりと噛んだり飲みこんだりすることができなくなると、栄養を十分に摂取することができません。その結果、免疫力や体力の低下、また認知症の悪化などから、要介護度が進行してしまうといった影響が出てきます。反対に『食事をよく噛んで食べる』といった脳への刺激は、血流を増加させ働きを活発にすることから、老化防止や、認知機能の低下を予防・改善するとも言われています。

皆様はすでにご存知の内容かもしれませんが、まだまだ肌寒く乾燥する気候が続きます!ご注意ください!

■ハッピー坊やのつぶやき・・

自宅からすぐのところに整体院がOPENしました。開院記念キャンペーンで無料体験を行っており、学生時以来一度も行ったことがなかったので、体のメンテナンスをしようと体験しました。

無料体験では「どれだけ骨格が曲がっているのか」を写真を撮って現状と理想の骨格と比べてみるのですが、想像以上に曲がっていることがわかりました。やはりデスクワークが多いのか・・・

保険適用で安くなりますので、3カ月に1回程定期的に通院しようと思います。想像以上におかしくなっておりますので、皆様もたまにはいかがでしょうか。

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