五月病のセルフケア

2024/04/22

一般

五月病って??

 「五月病だ」なんて言葉を耳にした方も多いとは思いますが、五月病とは何か詳しくご存知でしょうか?五月病とは、新生活のストレスから、身体がだるい、疲れやすい、意欲がわかない、物事を悲観的に考えてしまう、よく眠れない、食欲がない、といった心身の不調のことをいいます。特に5月の連休後からこのような症状が出る方が多く、誰にでも起こりうるものです。五月病は正式な医学用語ではありませんが、一般的に、この季節に起こりやすいため、こう呼ばれています。五月病についての理解を深め、連休明けの気分の落ち込み等を未然に防ぎましょう!

適応障害とうつ病

 五月病は、生活環境が大きく変化した人に起こりやすいです。五月病は医学的な病名ではないとお伝えしましたが、厳密には、「適応障害」や「うつ病」と診断されることが多く、その中でも適応障害と診断される人が多いです。適応障害とうつ病には、次のような違いがあります。

病名特徴
適応障害・特定の環境の変化などが強いストレスとなって発症する病気
・ストレスの原因から離れることで症状が軽減する傾向にある
うつ病・何かの出来事が原因で発症することが多く気分の落ち込みが長期に亘る
・ストレスの原因から離れても改善が難しい

五月病は早めの対処が肝心

五月病はいわゆる病気未満の「未病(みびょう)」の状態です。そのため、病気になってしまう前の早めの対処が肝心です。残念ながら、途端に元気になるような即効性のある方法はありませんので、少しでもおかしいな、と感じたら症状が軽いうちに行動することが大切となります。気分が落ちているときには大変かもしれませんが、何があり何を感じて五月病のような状態になっているかセルフチェックをして、規則正しい生活を送る、といった心がけが、五月病を抜け出す近道になります。

五月病のセルフケア

◎人に相談して気持ちを整理する

五月病の時に一番やってはいけないことは「孤立」だといいます。今は相談窓口等も沢山ありますので、苦しくなる前に「人の手」を借りましょう。

不安や悩みを「書き出す」

悩んでいる時は、一人で考えていても、ぐるぐる思考が空回りしてしまいます。大切なのは思考を外に出すことです。人に話すことに抵抗がある人は、まずは紙に書き出してもいいかもしれません。

◎生活習慣を整える

身体を整えることで五月病は確実に回復していきます。夜はしっかり眠って朝に起き、食事、運動をすることで体内時計が整い、不調や不安が改善しやすくなります。外に出るのが億劫という人は動画やオンライン講座、ステッパー等でもOKです。

その他にも、趣味やお喋りをしたり、お風呂に入ってリラックスしたりすると気分転換になります。セルフケアも大切ですが、放置するとうつ病に進んでしまうこともあるので、無理せず、心療内科や精神科で相談することも大事です!

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ハッピーレディーつぶやき

 皆さんこんにちは♪季節はすっかり春ですね!新年度も始まり、私の姪っ子もランドセルを背負って小学校へ登校しています。少し前まで、ランドセルの色は基本女の子が赤、男の子が黒でしたが、(私の時代は、ものすごくお洒落な子だけ違う色でした!)今は各々好きな色を選んで背負っていて素敵だなぁと思っています。私の姪は薄黄緑色を選んでいて、とっても可愛かったです…!

        

  

 

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