■補助犬とは
補助犬は、目や耳、手足に障がいのある方をサポートするよう訓練された犬で、「盲導犬」「介助犬」「聴導犬」の総称です。障がいのある方が自立と社会参加をするための大切なパートナーで、それぞれ一定の訓練基準により訓練され、国が指定した法人から認定を受けています。また、使用者が補助犬の衛生・行動管理をしっかり行っているので、社会のマナーを守り清潔にしています。
■それぞれの補助犬について
①盲導犬(日本での実働数約800頭)
視覚に障がいがある方と一緒に歩き、階段などの段差や交差点で止まり知らせたり、歩道のポールや木の枝などの障害物を避けたりして安全に歩けるようサポートします。盲導犬は、白または黄色のハーネスと「盲導犬」と書かれたハーネスをつけています。
②介助犬(日本での実働数約60頭)
手や足に障がいのある方の日常生活をサポートします。落とした物を拾ったり、指示した物を持ってきたり、衣類の着脱を行います。介助犬と一緒に生活できたらより良い生活ができる方は、15,000人もいますが、認知度の低さから数が不足しています。介助犬は、「介助犬」と書かれた胴着を身に着けています。
③聴導犬(日本での実働数約50頭)
耳に障がいのある方に必要な生活音を伝え、日常生活をより安全で自立して営むことをサポートします。玄関のチャイム音や赤ちゃんの泣き声、非常ベルや車のクラクション音を聞き分け伝えます。聴導犬は、「聴導犬」と書かれた胴着を身に着けています。
■公共施設など補助犬の同伴可能
2002年に施行された「身体障害者補助犬法」では、公共施設や公共交通機関、スーパーやレストラン、ホテルなど、不特定多数の人が出入りする民間施設などに、補助犬同伴の受け入れを義務付けています。しかし、レストランやホテルなどでは、他のお客様への配慮などを理由に補助犬の同伴を断るとこともあるとのことです。「身体障害者補助犬法」では、補助犬の使用者にも補助犬の適切な行動や管理が義務付けられています。そのため、補助犬の体は清潔に保たれ、狂犬病などの予防接種も定期的にきちんと受けており、公共施設はもちろん多くの人が集まるデパートやホテル、病院、レストランへ補助犬を同伴することに問題はありません。
■補助犬と街で出会ったら
補助犬がお仕事に集中できるように接することが大切です。
【接し方】
*補助犬に触ったり声をかけたりしない。
*補助犬に食べ物をあげない。
*写真を撮ったりSNSにあげたりしない。
*犬が大好きでもじっと見つめない。
*使用者が困っている場合は、使用者に声をかける。
公共施設などに補助犬の同伴が可能なことや、盲導犬以外の補助犬がいることについて、まだまだ認知度が低いことが明らかになっています。障がいのある方も安心して外出し、行きたいお店に当たり前に入ることができる世の中になるよう、一人ひとりが意識して過ごしていきたいですね!
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ハッピーレディーつぶやき☺
遅くなりましたが…お食事を通して、皆様に喜んでいただけるよう、引き続き努めて参りますので、本年も何卒よろしくお願いいたします!
2025年より、弊社では朝にラジオ体操をしてから業務に取り掛かるようになりました。数十年ぶりに行うラジオ体操は、思いのほかいい運動になり、初回は膝裏などが筋肉痛になっていました(笑)また、ラジオ体操が第3まであることを今回初めて知りました。第1~第3まで行うと10分ほどなのですが、すっきりして気持ちよく、運動不足解消にも繋がるのでとっても良いなぁと感じています!