■かくれ脱水とは?
「かくれ脱水」とは、自覚がないまま皮膚や呼吸から水分が失われている状態のことで、夏場より冬のほうが多くなる傾向にあります。
冬に脱水症状が起こりやすいの要因は、
【①乾燥②寒さで水分を控える傾向がある③汗をかきにくい④感染症やウイルス性の胃腸炎等の流行による下痢や嘔吐】が挙げられます。
体液は汗や尿のほか、皮膚からの水分蒸発によっても外に出ていきます。
湿度が低く、乾燥する季節はこの水分蒸発が進む為、より体液が失われやすい傾向にあり、知らず知らずのうちに体液が失われ、脱水状態に陥ります。
■かくれ脱水のサイン
以下は冬場にみられる初期症状のサインです。
・肌が乾燥してかさつきが気になる
・口の中が粘つく、食べ物が喉を通りにくい
・便秘になった、以前より便秘が悪化した
・皮膚に弾力がなく、手の甲をつまんで離すと3秒以上跡が残る
・足のすねがむくむ、靴下のゴム跡が10分以上残る
※以下は特に高齢者に多い脱水症の要因です。
・喉の渇きを自覚しにくい・食事量の減少
・腎機能の低下・筋肉量の低下
・利尿作用を持つ治療薬で水分を喪失しやすい
・高浸透圧食品(ケーキやチョコレートなど)の摂取で相対的に水分量が不足する
この中でも特に高齢者に気をつけていただきたいのが『筋肉量の低下』です。
筋肉は身体の中で最も多くの水分を含んでいる場所ですので、筋肉量の低下は「身体の中で蓄えられている水分量が少ない状態」となり、脱水症の発症リスクを高めてしまいます。
■冬のかくれ脱水対策
かくれ脱水の発症を防ぐ対策は、
『こまめな水分補給・乾燥対策・体温調整・発生リスクの高い、高齢者や子どもへの声掛け』です。
特に大切なことは「水分補給」です。
必要な量には個人差がありますが、1日1.5リットル程度を目安に2~3時間おきに水分をとる習慣をつけましょう。
高齢者の場合は特に、気温や体調の変化、喉の渇きなどを感じにくいことから、慢性的に水分が不足しがちです。
服薬と同じように1日の中で時間を決めて、意識的に水分を摂取することを心がけましょう。
なお、必ず行ってほしいのは、朝起きたときにコップ1杯以上の水を飲むことです。
というのも、就寝中も汗をかき、体液が減っているからです。
血液中の水分が不足すると血液が濃くなり、血栓ができやすくなります。
そうなると脳梗塞や心筋梗塞などのリスクが高まるので注意が必要です。
ハッピーレディーつぶやき☺
あけましておめでとうございます。
本年もハッピーなお食事をお届けできるよう努めて参ります。宜しくお願い致します!
年始に少し実家(三重)に帰省をしまして、愛猫と触れ合い癒されました(^^)
実家でのひとコマなのですが……
最近乾燥がひどいので、母が寝るときに大きな加湿器をもってきてくれました。
私は我が家にあるポンコツ加湿器と同じ感覚で、強度MAXにして就寝したのですが…
異変を感じ夜中に目覚めたところ、布団、たたみ、自分の髪の毛がびちょびちょでした(汗)
ちゃんとした加湿器の威力は恐るべし…。
今年は乾燥が酷いので、わが家の加湿器も買い替えをしようかと考えさせられた出来事でした(苦笑)
皆さまも乾燥にはお気をつけくださいませ(^^)/