■健康増進普及月間とは
日本では、平均寿命が延びる一方で、健康寿命との差が問題となっています。
不健康な期間を短くするためには、健康習慣の見直しが必要です。
「健康増進普及月間」とは、毎年厚生労働省が9月1日~9月30日までの1か月間定めているものであり、
生活習慣病の特性や運動・食事・禁煙など個人の生活習慣の改善の重要性について、
国民一人ひとりの理解を深め、さらにその健康づくりの実践を促進することを目的としています。
同期間にある「食生活改善普及運動」と連携し、健康に関して普及啓発を行ったり、行事などを
全国的に実施したりしています。
■スマート・ライフ・プロジェクト
厚生労働省が実施しているものの1つとして、スマート・ライフ・プロジェクトというものが
あります。
スマート・ライフ・プロジェクトとは、「健康寿命をのばそう!」をスローガンに、
国民全体が人生の最後まで元気で健康で楽しく毎日が送れることを目標とした国民運動です。
「運動」、「食生活」、「禁煙」の3分野を中心に、具体的なアクションの呼びかけをプロジェクトに
参画する企業・団体・自治体と協力・連携をしながら推進するプロジェクトです。
今回はその3つについてご紹介させていただきます。
■運動~毎日10分の運動をプラス~
生活習慣病の予防・改善のためには、日々の適度な身体活動が大切です。
厚生労働省がすすめる健康のための運動時間は18~64歳までは「1日60分」、65歳以上は「1日40分」と
なっています。ですが、なかなか運動という運動をすることは難しいと思いますので、
ここでは簡単にできる柔軟体操をご紹介したいと思います。
◎太もも裏の柔軟体操
- 片方の足を伸ばす
- 足首を曲げる
- 膝の上を持つ
- ゆっくり体を前に倒す
- 20秒伸ばし体をゆっくり戻す
◎お尻の柔軟体操
- 仰向けになる
- 片方の足を曲げる
- 曲げた足を腕で引き寄せ、
- 10秒~20秒伸ばし、ゆっくり戻す
■食事~栄養バランスのとれた食事の考え方~
忙しいときや外出の際には、食事を丼ぶりものや麺類だけで済ませてしまうこともあるかと
思いますが、単品では栄養バランスが偏りがちになります。
また、高齢になると、食事の量が少なくなるうえに、あっさりしたものを好むようになり、
たんぱく質やエネルギーなどのからだに必要な栄養が不足することがあります。
主食・主菜・副菜を組み合わせて、適切な量の食事をバランスよくとりましょう。
■しっかり禁煙~禁煙して健康を取り戻そう~
たばこの影響というと、肺がんなどの呼吸器に関する病気を思い浮かべる方が多いと思いますが、
たばこの害は全身へ及んでいます。特に、がん、虚血性心疾患、COPDはたばこの影響が大きく、
喫煙関連三大疾患とよばれています。たばこをやめると確実に健康の改善につながります。
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ハッピーレディーつぶやき☺
9月も厳しい残暑でしたが、徐々に朝と夕、涼しくなってきましたね。
秋といえば、スポーツの秋、食欲の秋、読書の秋、芸術の秋…などと言われますね。
9月は健康増進普及月間ということなので、私はまずスポーツを楽しもうと思います!
皆様も体にはお気をつけて、食べ物や紅葉など、秋を楽しんでくださいませ。