高齢者が引き起こす「大腿骨骨折」の原因とは!?

2020/09/18

一般

■「大腿骨骨折」は大きく分けると3つある!?

近年、「大腿骨」を骨折する高齢者が増えているそうです。「大腿骨」とは、脚の付け根からひざあたりまである太ももの骨のこと指しています。

「大腿骨」の骨折は、大きく分けると3種類あります。まずは「大腿骨」の一番先端である球形をしている骨頭の下の部分が折れてしまう『大腿骨頸部骨折』。それから、骨頭の少し下の部分、大転子、小転子などの「転子部」と呼ばれる部分が折れる『大腿骨転子部骨折』。

そして、まれなケースらしいですが、転子部よりも下にある転子下という場所が折れる『大腿骨転子下骨折』の3つが挙げられます。

■「大腿骨骨折」を引き起こす主な要因とは!?

「大腿骨骨折」の主な要因としては、転倒が挙げられます。高齢になると運動能力が低下したり、視力障害を合併したりすることが転倒しやすくなることの一因といわれています。 

また、夜にトイレに行く際、ふとんの端やトイレの段差に引っかかる、ズボンを脱ぎ着する時にバランスを崩し転倒するなども見られます。転倒の原因となる電気コードや新聞紙、座布団などを床に置かないようにする、つまずくことや滑ることを避けるために段差のある所は明るくするなども効果的です。

■「骨粗鬆症」の高齢者は「大腿骨骨折」を引き起こしやすい!?

高齢者の方は「骨粗鬆症」にかかっている場合が多く、転倒による「大腿骨骨折」の主な原因となっています。「骨粗鬆症」の程度が強い場合 には、骨折が先におこってから転倒することもあるとも言われているほどです。

また、寝たきりやそれに近い状態になっている人では、骨の強さはさらに弱くなっており、おむつを交換する時に骨折してしまうこともあるそうです。「骨粗鬆症」については、治療薬を服用することや、日ごろの運動を習慣化することにより予防することができるといわれています。

 「大腿骨骨折」は予後が悪く、高齢者が手術を受けた後の1年以内の死亡率は約10%にも上るといわれています。命に係わる怪我になるので、皆さまの担当する患者様、ご家族に対して予防をぜひ勧めてみてください。

☺ハッピー母ちゃんのつぶやき☺

夜明け前から鳴いていたセミもいつの間にかいなくなり、秋の虫たちが鳴き始めました。少しずつ日が暮れるのが日一日と短くなってきましたね。

秋の訪れを感じるこの頃、先日スーパーで栗を見つけ即買いしてしまいました。圧力鍋で湯がいてから包丁で一つずつ皮をむき、炊き込みご飯にしたり、そのまま一粒をほおばったり秋の味覚を楽しんでいます。

【プチ情報】🌰栗の栄養について🌰

栗は、たんぱく質・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンC・カリウム・葉酸・亜鉛などのミネラル類・食物繊維など全てバランスよく含まれている栄養価の非常に高い優秀食材です。エネルギーは、あんなに小さいのにさつまいもよりも高め!今注目のナッツ類の中においては、脂質がかなり少ないのが特徴です。栗一粒には栄養がギッシリ含まれているので、食べればパワーがみなぎる!という事でこの秋のおススメです。

子供が大きくなり、食事の支度も段々手を抜くようになりこれから少し楽になるな~って思っていた矢先、最近になって起こった出来事、長男が「独立したいからお金を貯めたい」と言い出し、「これから毎日お弁当をつくって欲しい」と懇願してきたのです。

「やだやだ。作りたくない、仕事も忙しいし、疲れているから無理無理!!」と駄々をこねてみたものの聞きいれられず、毎日買い物に行き(お弁当の分まで考えての買い物が意外と大変)朝、お弁当を作る日々を送っています。(早起きは、得意なのでそこは問題ないのですが・・・)

しばらくお弁当作りがなかった分、楽する生活サイクルを送っていたため、やはり疲れるのか睡眠の熟睡度が半端ないほど違うのです。寝たな~と思ったらもう朝!ってことが毎日のように続いています。

そしてこの長男、私と勤務時間がほぼ同じで、帰宅時間が一緒になり晩ご飯を作りながら小さい子どもがいるような慌ただしい時間を過ごしています。寄り道もせず帰宅するので、親子の会話も増え、恋愛相談まで話すほどになってしまいました笑。この生活がいつまで続くのか先が見えず、疲労感が日に日に増えています。

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