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中国の介護施設入居者は“ぽっちゃり”が多い!日中の「食」についての考え方の違いとは

「ぽっちゃり」が多い中国の食事

中国の介護施設入居者は、日本とは大きな違いがあります。それはみんな「ぽっちゃりとしている」ことです。その大きな要因の一つが、「食」の違いにあるといえます。

日本と比べると、中国の高齢者は「食べる量」が違います。日本の介護施設では、栄養やカロリー計算をした上で決まった分量が提供されていますが、中国では、食事は「おかわり自由」です。栄養以外に塩分、カロリー、水分などの管理はしないことがほとんどで、「満腹になること」が重視されています。中国の介護施設では、家族が見舞いに来るとき、好きなおかずを持ってくることを制限していません。中国には昔から「民は食を以て天と為す」ということわざがあります。食事に対してのこだわりが人一倍に強い国民性が介護施設の食事にも強く反映されています。

健康的に制限された日本の食事

中国の高齢者と比べると、日本は比較的瘦せています。なぜなら、健康的にカロリー、塩分、水分の量が決められ、人によって様々な制限がされています。医療的にはきちんと管理されているということですが、そこまで厳格な制限をかける必要があるのか?という疑問もあります。

実際、75歳以上の高齢期に塩分制限をかけても、全死亡のリスクがそれほど下がらないことや、高齢者の腎不全へのタンパク制限は死亡のリスクを高める可能性があることを示す研究結果も出てきているようです。

■互いの良い点を知り、あるべき食事を考える

しかし中国の介護事業者らが、日本の介護施設を見学すると、日本の「介護食」に驚き、絶賛します。なぜなら、日本は「最期まで口からおいしく食べられるように」といったことに重きを置いているからです。日本の介護施設では、嚥下(えんげ)機能が低下すると、口腔ケアを定期的に実施し、高齢者の健康状態に応じたきめ細やかな食事の調整が行われ、見た目まで工夫をします。これに対して中国は、いったん高齢者に嚥下障害が始まれば、最初はおかずをペースト状やおかゆにしたりしますが、そのうちに経管栄養に切り替えることが多いというのです。

WHOの統計によれば、2019年時点で日本人の平均寿命は84.3歳、健康寿命は74.1歳であるに対して、中国人の平均寿命は77.4歳、健康寿命は68.5歳です。人生で可能な限りおいしく食べて70歳まで生きるか、計算された食事で長生きするか。どちらがいいのか議論はつきないと思いますが、世界の介護食を調べてみるのもいいかもしれません。

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