運動による高齢者の健康維持

2021/09/17

一般

■運動の効果と必要性

運動は身体機能の向上のみではなく、ストレス発散や生活習慣病予防、物忘れにもよい効果が得られるといわれています。高齢者も運動によって、基礎代謝の向上・筋肉の強化を図ることができます。また、運動の効果は種類によって様々です。血流の改善や食欲増進、心肺機能の向上や関節の動きを柔らかくするなど、様々な効果があるといわれております。

基礎体力・筋力・免疫力などが年々衰えていく中で、運動することは「今ある機能を少しでも維持すること」に繋がります。そうすることで、骨折や転倒などを防ぐことが出来、様々な疾患を予防することが可能となります。また、体を動かすことで血流が良くなり、ストレス発散や精神安定にも一定の効果が見られます。

このように高齢者が運動することには沢山のメリットがあり、心身の健康維持・健康予防にとても大切なことなのです。

■コロナウイルスによる健康二次被害

 前述では、運動の必要性について触れてきましたが、昨今の新型コロナウイルス感染症拡大により懸念されているのが「健康二次被害」です。外出自粛により人々の身体活動の機会が減少した結果、筋肉量の低下や基礎疾患の悪化、認知機能の低下等が起こっています。

withコロナ時代における健康維持・健康予防

「健康二次被害」を防止するために、withコロナ時代でできることを考えていきましょう。

●健康の重要性を理解すること

●できることからはじめてみること

⇒家庭菜園や園芸作業など、日常で体を動かす活動でもOKです。ちょっとしたことでも良いので、気負わず、まずは始めてみましょう!

●日々の身体活動目標を設定する

⇒毎日の活動目標を決めておくことも効果的です。無理はせず、少し頑張れば達成できる目標設定にしてください。厚生労働省が掲げている「健康づくりのための身体活動指針」においては、高齢者については「横になったままや座ったままにならなければどんな動きでも良いので、身体活動を毎日 40 分行うこと」が推奨されています。日常でスポーツ習慣がない方については、世界保健機関(WHO)が公表している「コロナ感染症の感染拡大時も活動的に(Be Active during COVID-19)」の中に、いくつかスポーツ方法が示されています。ぜひ、参考にしてみてください。適度な運動を心掛け、心身共に健康な生活を送りましょう♪

☺ハッピーレディーのつぶやき☺

9/5のパラリンピック閉会式を終え、東京オリンピック・パラリンピックが終了しました。ほぼ無観客での開催でしたが、テレビ等でスポーツに多く触れる日々だったように感じます。

 ちなみに前回の自己紹介で、スポーツが好きとお伝えしましたが、今日は私のスポーツ歴について少しお話を(笑) 私は小学5年生で硬式テニスを始め、高校生まで続けてきました。当時は、ドラマ版「アタックNo1」「エースをねらえ」影響で、テニス部とバレー部が人気でした(笑)テニスは屋外スポーツなので、なんせ日焼けが酷くて、高校生までは真っっっ黒でした。(今はそれなりに白くなり一安心です・・・)沢山思い出があり、テニスは私の青春です!大人になって、スポーツをする機会は減ってしまいましたが、この通信を書きながら、運動したい意欲に駆られた渡邉でございました(^^♪

◆お知らせ◆

生協のコープと提携して、付け合わせの野菜や乾物の配送を始めました。

詳しくは営業担当までお問合せください。

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