◆ 高齢者は夏の『冷房病』に注意!? ◆

2019/06/07

一般

冷房病』はなぜ高齢者に多いのか!?自律神経のコントロールが大切!!

日差しが明るくなり、風が心地よい過ごしやすい時期もつかの間、5月のさわやかな風の後には、まもなく梅雨の季節がやってきます。これからの時期の気温はまだそんなに高くなくても、湿度が高いと体力を奪われます。

この時期の体温調整はとても難しく、自律神経が乱れやすい季節といえます。自律神経は、無意識のうちに働き、血圧や心拍数、発汗などをコントロールしているのですが、急激な気温の変化を身体が感じることで、それが効かなくなってしまうことがあります。

特に高齢者はその傾向が顕著であり、暑い夏には自律神経を上手にコントロールすることが大切になってきます。

高齢者は、「暑い」「寒い」と感じる神経が鈍くなってきています。

一般的には、暑がりの人の方が同じ温度でも汗をたくさんかくため、早く体温が下がりますが、高齢者の方は自律神経症状に伴い、寒がりな方が多く、汗の量が少ないため、身体の中心部の温度が下がりやすくなっています。

それにより冷えた血液が循環することで、手や足が冷たくなってしまうのです。

冷房によってこの傾向がさらに進むことが、『冷房病』です。

暑い屋外から冷房の効いた屋内に入った瞬間は、気持ち良い気分になりますが、実は、そのとき身体は大きなダメージを受けています。

『冷房病』は、冷房の効いた環境にいることで起こる、頭痛、肩こり、腰痛、疲労感、食欲不振、胃腸障害、不眠などの症状の総称です。原因は、温度変化の繰り返しに自律神経が対応できなくなることです。

本来であれば、季節が変わるのに数か月はかかります。1日の気温も、数時間かけて徐々に変わっていくものです。しかし、これから迎える真夏の屋外と冷房の効いた屋内の温度差は、瞬時に変化します。それを1日のなかで何度も繰り返したら、体温調節は機能できない状態になってしまいます。

予防対策としては、ご自宅であれば扇風機を併用して、温度を下げ過ぎないようにすることです。やむを得ず強い冷房のなかで過ごす場合には、冷たい飲み物を避けたり、首を温めたり、運動を行うなどしてからだを温めましょう。

自律神経が機能しなくなるなる前に、意識的に予防対策を行ってみてください!

どうしても温度差のある屋内外の行き来が多い場合は、たとえば、屋外では保冷剤で首を冷やし、屋内ではストールで首を温める、といった対策によって急激な温度変化を避けてください。からだに悪いのは、急激な変化や長時間の我慢です。

☺ハッピー母ちゃんのつぶやき ☺

朝起きて、出勤前に洗濯機を回し、自分の身支度を整えながら行う毎日の習慣、それは、「白湯」を飲むことです。やかんでお湯を沸かし、50度くらいまで冷ましてから、ゆっくり飲むのです。

白湯を飲むと体温が上がり代謝が上がりるそうですが、中年期真っ只中の私の体の表面は、ヒンヤリしたままです。せめて内蔵から健康になるぞ!と始めました。

だんだんと陽気もよくなり、汗をかくことが多くなると、どうしても冷たい飲み物をゴクゴク飲み干したくなりますが、キンキンに冷やしたものは控えめにして、(昨年の暑い時期は、氷をたべていましたが!)常温くらいになる飲み物を飲むようにしています。エアコンの温度設定も冷すぎないよう、心がけようと思います。

子育てもひと段落し、自分のために使える時間もできたので、自分の体の健康管理に目を向け、最近では、リンパマッサージなんかをして、リフレッシュしています。

これから梅雨の時期になりますが、皆さまも体調管理にはくれぐれも気をつけて、毎日楽しく過ごせることを願っています。

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