◆老眼は体調不良・認知症を引き起こす!? ◆

2019/09/25

一般

老眼によって体調不良になる!?老眼以外の目の病気とは!?

高齢になるにつれて、誰でもからだの衰えが表れてきます。視力の衰えもその一つで、誰にでも起こる目の老化が『老眼』です。目の中にはカメラのレンズに相当する水晶体という組織があり、遠くのものや近くのものにピントを合わせる大切な働きをしています。その水晶体の弾力性が老化によって弱まり、ピントの調節機能が低下することで、近くのものが見えづらくなる症状を『老眼』といいます。老眼になった時に眼鏡を使わないで見えないことを我慢していると、老眼に眼精疲労が重なり、かえって症状を進行させ、さらに体調が悪くなることもあります。その結果、目や頭が重い・肩こりがする・食欲がなくなるなど、様々な症状が出てくることもあります。

また、加齢によって起こる目の変化は老眼だけではありません。老眼は目の病気ではなく、加齢に伴う自然な生理現象ですが、他には深刻な症状を引き起こす目の病気がいくつかあります。年をとってから目の見え方に変化があった際に、「おそらく老眼だろう」と放置するのは危険なことです。特に、「遠くが見えにくい」「目がかすむ」などの症状があれば、白内障や緑内障、加齢黄斑変性、糖尿病網膜症などの注意すべき目の病気が隠れている可能性も考えられます。

■老眼や目の病気は認知症を引き起こす可能性がある!?

目の病気や老眼の始まりによって、認知症を発症するリスクが高くなるとも言われています。人間の脳に入ってくる情報のうち8割以上が視覚を通したものであることから、目がよく見えていないと、様々な物事に無関心になりやすく、脳に血液が送り込まれなくなり、脳細胞が徐々に死滅する事態を招いてしまうといわれます。また、目が良くないために転倒事故などを恐れて引きこもりがちの生活を続けていると、さらに認知症になりやすくなります。認知症予防としては、遠くより近くを見る時のほうが脳がより活発に働くという研究結果も出ているそうなので、近くの物を見ることを疎かにしないようにしてください。

皆様も目が見えづらいと感じた際には、『老眼』だと軽く考えずに、『目の病気』や『認知症』にも目を向けるよう心がけてください!

■ハッピー坊やのつぶやき

睡眠負債をご存知でしょうか?最近は動画視聴サービスにどっぷり浸かってしまし、毎日寝るのが遅くなっていますが、睡眠負債とは 「睡眠不足が借金のように積み重なり心身に悪影響を及ぼす状態のこと」 だそうです。この睡眠負債は 仕事の効率が下がるだけでなく、肥満や2型糖尿病などの代謝疾患のリスクが高まるようで、現在日本にも多く悩まされている方がいます。

対策としては、休日に長時間寝だめをしても意味がないようで、対策としては以下が有効のようです。(日本よ生活習慣予防協会HPより引用)

・ 7〜8時間の睡眠をとるとることを目標に、スケジュールを調整する。就寝時間も一定にする。これを毎日続けることが大切だ。
・ 朝も一定の時刻に起き朝食とることで、体を目覚めさせる。朝に太陽の光を浴びて、運動するのも効果的だ。
・ 午後になったらカフェイン入り飲料を控え、夜もアルコールを飲み過ぎないようにする。これらは睡眠の質を低下させるおそれがある。
・ ウォーキングなどの運動を習慣的に行うとよく眠れるようになる。運動すると睡眠を促す神経伝達物質が増える。ただし、就寝の直前には行わない。できれば運動は午前や午後に行うと良い。
・ スマートフォンなどのブルーライトは、メラトニンの分泌を抑え、睡眠の妨げになる。スマホやタブレットなどの電子機器には、就寝の2時間前からさわらないようにする。
・ 寝室に入ったら、眠ることに集中する。仕事や雑務、悩みごと、コンピュータを使った作業などを、寝床にもちこまない。

睡眠負債かなと感じている方はぜひお試しください。
僕も夜はスマホを触らないように心掛けようと思います・・・。

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