美味しさにこだわった完全調理済冷凍食材です!

◆認知症③◆

『レビー小体型認知症』とはどのようなものか!? 

『レビー小体型認知症』症状の特徴は物忘れよりも幻視?顔の表情が乏しくなる?

 認知症①は『アルツハイマー型認知症』、認知症②は『脳血管性認知症』と様々な種類の認知症について述べてきましたが、今回は『レビー小体型認知症』について書いていきたいと思います。

 『レビー小体型認知症』は、レビー小体と呼ばれる神経細胞にできる特殊なたんぱく質が、脳の大脳皮質(人が物事を考える役割を担っているところ)や脳幹(呼吸や血液の循環を担っているところ)に多く集まるものです。

 レビー小体が多く集まったところでは、神経細胞が破壊され減少しているため、神経をうまく伝えることができなくなり、認知症の症状が起こってしまいます。初期段階の症状では、認知症の特徴でもある物忘れなどよりも幻視が多く見られることがあり、「虫がいる」や「知らない人がいる」などと訴える人もいます。

 他には見当識障害や、手が震えてしまったり、ちょこちょこ小股で歩くようになるなどパーキンソン病のような症状が出てくることもあります。また顔の表情も乏しくなり、笑っても怒っても口元が少し動くぐらいで、感情が読み取りにくくなってしまいます。

 『レビー小体型認知症』の方の幻視に対しては、本人にとっては見えているつもりなので、否定はしてはいけません。例え否定しても納得はしてもらえず、バカにされていると受け止めてしまい、怒ったり暴力を振るったりする場合もあります。

 改善策としては、まず《訴えを良く聞いて不安を取り除く》ことが大切です。例えば、薄暗い部屋が不安に感じて、幻視を起こすことが あります。部屋を明るく保つことが改善に繋がるかもしれませんし、それでも同じ幻視の訴えをしてくる際には、何か他に原因があるはずです。虫が這い上がってくると訴えてくることもあります。この場合は身体の痒みが原因かもしれません。

 このような訴えに耳を傾けることで、不安を取り除いてあげることが大切です。また、《日中に身体を動かす》ことも挙げられます。昼間に寝てしまうと、夜間に幻視が現れたり、自分の家ではないと出ていってしまうこともあります。また『レビー小体型認知症』は、自律神経障害も起こりやすく便秘になりがちですが、身体を動かさないと余計悪化します。

 日中は疲れ過ぎない程度に身体を動かすことがポイントです!これらでも改善が難しい場合は、抱え込まずに専門機関に相談するようにしましょう!

☺ハッピー母ちゃんのつぶやき☺

 今年の初夏のあたり、母は、要介護認定の訪問調査で、市の担当者(あるいは、介護支援専門員)が訪問し、本人または、家族同席のもとで、身体機能、起居動作、生活機能、認知機能、精神・行動障害、社会生活への適応などのチェックが行われました。昨年の調査で、要介護4を認定され、この1年で日々衰えてくる母の姿を目の当たりにしていました。

 年相応の認知症はあるもの、私の顔はわかるし、預けている施設に顔を出すと、遠目が良く見えるのか、笑顔で手を振って迎えてくれます。

職員さんは、「娘さんが来ると笑顔になるのよ」と言ってくれました。

 ある時、いつも一方通行の話だけでは、母も退屈だろうと考え、きっと昔のことは覚えているはずだからと、お手玉をもっていったことがありました。

「昔は、お母さんがお手玉を作ってくれて、このお手玉の中に何が入っているかわかる」と尋ねると「あずき!」と小さな声で答えてくれました。

 お手玉2個を手に持ち、頭では、理解しているのに、うまくできませんでした。母自身もこうやればお手玉はできると思ってやったのにうまくできません。

当然、うまくできないのだから、すぐに飽きてしまいました。

 それなら、一番好きだった編み物はどうかなと思い、毛糸と編針をもっていきました。

すると、何の迷いもなく、毛糸と編針を持ち、2本の編針をうまく動かし、巧みに毛糸を編んでいくのです。

 時に編み目を間違えていないか編み目を数えてみたりしていました。目を輝かせ、しばらく見たことのなかった、母のいきいきした表情がありました。

 その姿は、まさに私が子供のころに見ていた光景そのものでした。

 職員さんにも褒められ、母は、嬉しそうにしていました。

 また、当時、毎日お化粧を欠かさず、顔のお手入れをしていたので、まゆ墨や口紅と手鏡をもってお化粧をしたこともありました。

しかし、手先をうまく動かせたくらいで、身の回りに全介助が必要なことにかわりはありません。予想していた通り、母の要介護認定は、5 と認定がおりました。

福祉開発研究所ハッピーダイニング
千代田区神田神保町3-25 精和ビル5階
0120-918-255